2016年3月10日木曜日

出産までの時間

ようやく臨月になりました。
里帰りして、途中自宅安静になったりもしましたが、とにかくやっとここまで来られたなぁという感じです。
私は帝王切開での出産なので、あと2週間で出産です。
今までは早く時間が経たないかなとばかり思っていましたが、今は出産の不安や出産後の生活への不安から、まだまだ心の準備が整っていないのにどうしよう・・という心境です。
心配性の私は、いろいろと考えなくていいことまで考えて不安になりがちなのです。

自宅安静の間は、さらに時間が有り余っていたので、一念発起、赤ちゃんのベストを編んでみることにしました。
ちゃんと編みあがるか分からないまま編み始め、失敗もいろいろしつつ苦戦しましたが、なんとか形になりました。
縁を紺色の毛糸で編むことで、見栄えも良くなった気がします。

前身頃が編めたところ

完成!!

編み物が楽しいのは、没頭すると無心になれることかもしれません。
赤ちゃんのことを考えながら無心に手を動かす時間は、幸せな時間でした。
夢中になりすぎて肩や腕が凝るのが難点ですが・・・

あと2週間の妊娠生活、あまり不安になりすぎず、心穏やかに過ごしたいです。


2016年2月15日月曜日

別れの時

2月14日。
里帰り出産のため、山口を発ちました。
思っていたより呆気なくその時が来てしまったなあという感じでした。
仕事を退職したあたりから、お世話になった方々に挨拶をしてまわって、山口で好きだったお店をまわって、徐々にお別れの準備をしていっていたのですが、まだまだ時間が足りなかったです。

家を出る時、そして新幹線を待つ間、もうここで二度と暮らせないと思うと、胸が苦しくなりました。
寂しくてたまらないけど、ここでの経験も出会いも、きっとこの先も私の中から消えないだろうと思います。
楽しい4年間でした。本当にありがとう。


新山口駅にて。


2016年2月13日土曜日

結婚記念日

2月11日、4回目の結婚記念日を迎えました。

今年の記念日は、山口で過ごすのも最後、二人だけで過ごすのも最後という、今までよりもなんだか特別な日となりました。

夫婦二人とも、慣れない土地と慣れない仕事、そして初めての結婚生活にも苦労しながら過ごした山口は、きっとこれからも忘れられない特別な場所になるのだろうと思います。
生まれてくる子にも、あなたがお腹にいる時は山口にいたんだよと伝えたい。
そんないろいろな思いや記念のために、近くにある昔ながらの写真館で、家族写真を撮ってもらうことにしました。

もっと山口で過ごしたかったなあと思う理由は色々ありますが…
4年間で見つけた山口の素敵な場所(河川敷の景色、蛍が飛び交う一の坂川、すぐそこを走る迫力のSL、水のきれいな川、海などなど)を生まれてくる子にも見せてあげたかったなあと、それがとても残念でなりません。

今回、夫からのサプライズプレゼントで、山口のアクセサリー作家の方のネックレスをもらいました。
オリーブの葉の形は、平和という意味があるそうです。
シンプルで可愛い。


それから、今までいろいろとお世話になったお気に入りの珈琲豆屋さん、カピンコーヒーで、念願の陶器のドリッパーを購入しました。
佇まいが素敵です。


どちらも、山口で過ごしたからこそ出会ったもの。大切に使おう。


今までよく頑張ったよね。
これからまた始まる新しい生活も二人で頑張ろうね。
そんなことを確認しあった、節目の記念日になりました。





2016年2月8日月曜日

出会いと別れの季節

早いもので、結婚して山口に住み始めてから丸4年が経とうとしています。
ここ数ヶ月で、私の身の回りにはまた、たくさんの変化が起ころうとしています。

まずは一つ。
私のお腹の中には、小さな命が誕生しました。
私はもともと婦人科系が弱く、もう母親になることは難しいのかもしれないと思っていたところだったので、妊娠してからもずっとどこか信じられず、本当なのだろうか、ちゃんと育つのだろうか、喜んでいいのだろうかという気持ちが拭えませんでした。
でも、日に日に大きくなるお腹、日に日に力強くなる胎動に、少しずつ実感できるようになり、それとともに喜びも感じられるようになってきました。
来週には出産のために神戸に帰省です。

そしてもう一つ。
この春、私たち夫婦は、今まで暮らした山口という土地を去ることになりました。
夫の仕事の関係での移動です。
年末ごろに話が本格的になり、あれよあれよという間に別れの時が近づいています。
私は一足先に里帰り出産のために山口を離れてしまうので・・
それが、とても寂しくて仕方ないのです。
私はもともとなんの縁もなく山口に来ることになり、とにかく不安で、それでブログを始めたぐらいだったのに。
知り合いが一人もいないこと、今まで暮らしたことのない小さな町ということ、都会から来たということに疎外感を感じたこと、どうしても今まで暮らした都会生活と比べてしまったこと、いろいろ悩みながらスタートした山口での生活だったのに。
この4年間で、どれだけたくさんの別れがたい人、別れがたい場所に出会うことができていたかを身にしみて感じます。
はやくこの土地になじめるようになりたいとずっと思いながら生活していたけれど、いつの間にこんなに離れたくないぐらい心地よく暮らすようになっていたのだろう。
私は今まで、なんて幸せな暮らしをしてきたのだろうと。

出会いと別れの季節。
この春、私はまた大きな人生の節目を迎えることになりそうです。

大好きだった河川敷の景色


2015年9月29日火曜日

お墓参り

久しぶりのブログです。
今年の夏はビックリするほどの猛暑でしたが、暑さもお盆までといった感じで、そこからは割合過ごしやすかったような気がします。

訳あって今年のお盆は帰省できなかったので、シルバーウィークを使ってゆっくり帰省してきました。

お彼岸という時期ということと、いろいろ報告したいことがあったので、須磨寺にある祖父のお墓へ行ってきました。
思い立った日が、ちょうどお彼岸と縁日の日が重なる日だったため、この日はすごい人出でした。
昔ながらの商店街に屋台もたくさんでていて、賑やかな参道を通りながら境内へ。
すごい人だったけど、お店を覗いたり、冷やしあめを飲んだりしながら、これはこれで楽しかったです。


私はあんまり信仰心が厚くない方だけれど、久しぶりにお墓へ来て、こうやってきちんとお参りすることの清々しさ、気持ち良さが少しわかるような気がしました。
とはいっても、お墓に来れなくても、私の心の中にはずっと祖父がいてくれていると思っていますが。


そして、須磨寺といえば、これ。
「志らはま鮨の花巻ずし」
幼い頃から、祖母がよく買ってきてくれた思い出の巻き寿司。
たくさんの人が並んでいたので、売り切れてしまうのを恐れて、お墓参りする前に行って予約しておきました。無事買えて満足!



夕食にいただきましたが、変わらない味が懐かしい!
ボリュームのある玉子焼きに、香ばしい穴子。
思い出の味は、やっぱり美味しかったです。







2015年6月20日土曜日

季節を感じるもの

梅仕事をするようになって、6月が好きになりました。
5月の終わり頃から、そろそろかなぁとソワソワして、スーパーに梅が並ぶのを心待ちにしています。
今まで6月に特に思い入れはなく、祝日はないし、梅雨でジメジメするしで、一年の中でも興味ない季節No.1って感じだったのに。


梅シロップは、今年はたっぷり3kg。
梅干しは去年と同じ要領で1kg漬けてみました。

その他にも、この季節ならではの紫陽花。
庭の紫陽花も満開です。大きくなりました。



法事で父の田舎に帰った時に収穫した山椒の実。
茹でて冷凍して、麻婆豆腐や煮魚に入れたりして使っています。


カエルは・・・まあ好きではないけれど。





2015年6月13日土曜日

母とふたり旅

いつぶりだろう?母とふたり旅に行ってきました。
考えてみればむかーし一度東京に一緒に行った以来かもしれません。

行き先は鞆の浦と尾道。
ちょうど山口と神戸の真ん中の場所です。

どちらも良かったけど、特に鞆の浦は、のんびり過ごすのに最適なところで、海の幸も美味しいし、海沿いの景色も素敵でした。

仙酔島の海岸。なんて穏やかな海・・

鞆の浦のシンボル。常夜灯。


きれいな景色を見られたこと、美味しい食事ができたことはもちろんだけど、旅の行程を考えたり、道に迷ったり、歩き疲れたり、そういうなんでもない時間を一緒に過ごせることが、妙に幸せに感じた2日間でした。
母が楽しそうにしていたことも嬉しかったです。

色々苦労してきた母。
なにもできないけど、母が幸せでいてほしいと、心から思います。
また一緒に旅行できたらいいな。